ソプラノズに登場する映画  
 
ソプラノズは現代版ゴッドファーザーといわれているようにメンバーの会話の中に
いろんな事件や殺しの例えやメンバーの好きな映画として
「ゴッドファーザー」が登場します。
他にもイタリア系マフィアを扱った「グッドフェロウズ」「カジノ」などが
いやマフィアものに限らずたくさんの映画が彼ら会話の中に登場します。
そして見習いメンバークリスは映画の脚本家を夢見ている
という設定。ソプラノズと映画は切っても切り離せません。
というわけでここではソプラノズに登場する映画をご紹介。


 
 
 
 
ゴッドファーザー1・2・3 (1972・1974・1990)フランシス・フォード・コッポラ

「ソプラノズ」の中で一番多く登場する映画。
カメーラが神父と映画の話をしているときにトニーの好きな映画として、シルビオの十八番、「足を洗ったと思ったらまた逆戻りだ」のセリフとともにアル・パ・チーノも物まねのネタ元として。

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スカーフェイス (1983) ブライアン・デ・パルマ  

トニーたちのシマをジュニアが乗っ取るようなまねをしていることを報告するクリスが
両手に機関銃をもってこの映画のように乗り込もうと言う。もちろんトニーには一笑される。
日の名残り (1993) ジェイムズ・アイボリー / 最後の誘惑(1988) マーティン・スコセッシ  
アンソニーは友達の家に泊まりに行きトニーとメドウはドウの大学の面接のため出かけた誰もいない家で神父とカメーラが一緒に見る映画。アンソニー・ホプキンス執事の部屋にやってきたエマ・ワトソンがホプキンスの読んでいる本の名前を尋ね、それに答えるのにホプキンスが躊躇するというシーンがカメーラはたまらないらしい。ちなみに神父はエマ・ワトソンのファン。

「ウィレム・デフォーはうまかったけどイエス様には見えなかったわよね」
「問題はデフォーでなくストーリーのわかりにくささ」
トニーの仕事とその稼ぎで生活している自分に罪悪感を抱いているカメーラに神父ががキリストの教えについて話す時に登場する映画。

 カサブランカ (1942) マイケル・カーティス
その晩飲みすぎて吐き寝込んでしまった神父が朝一番になにか二人の間に過ちがなかったかとカメーラに尋ねた後「安酒場はたくさんあるのになんでオレの店に?」不埒な神父はたくさんいるのになんでこんな堅物な神父を?というカメーラの答えに引用される映画。  
カジノ(1995) マーティン・スコセッシ
トニーとメドウが大学の面接に一緒に出かけた時
自分の仕事がマフィアだとトニーが打ち明け
メドウにマフィアについてどう思うか?と尋ねたら
メドウが「友達もかっこいいって、映画とか」と答えた映画名。
シャロン・ストーンの衣装がかっこいいらしい。
グッドフェロウズ(1990) マーティン・スコセッシ
メルフィが家族と食事をしている時、メルフィがマフィアを診ているという話からマフィアが自分たちイタリア系のイメージを悪くしていると言うときに、またクリスがファヴローにこういう映画が撮りたいと話すシーンで出てくる映画。
またクザマーノ家の招待ディナーでクザマーノがジョー・ペシが万力で頭を締めて目玉が飛び出したシーンに心臓が止まりそうだったと話す。
精神科医メルフィー役のロレイン・ブラッコもレイ・リオッタの妻役で出演している
逃亡者(1993) アンドリュー・デイビス / ディアボロス(1997) テイラー・ハックフォード
自分が何者でもないと悩むクリスがぱっと遊べとやってきたポーリーに自分はヤマのある人生を生きたいというヤマのある人生のたとえにあげる映画。
ポーリーはヤマなんてなくても生きてるだけでもうけものだと答える。
母の祈り(1998) カール・フランクリン
カメーラのカードで一緒に見ようと神父が勝手に借りてくる映画。神父が自分だけでなく自分のように心が満たされない女を相手に食べ物にありつこうとしている行為にカメーラはトニーの家でトニーの稼いだ汚れた金で飲み食いする神父はトニーと同罪だという。
裸足で散歩(1967) ジーン・サックス / ガラスの動物園(1950)アービング・ラパー
「理由なき反抗」(1955)ニコラス・レイ
 

脚本家になるのが夢のクリスの誕生プレゼントにエイドリアーナがプレゼントした脚本教室
で出される芝居の課題。しかしどちらの役も自分のイメージと違うと役替えを頼む。その代わりにクリスが希望した作品が「理由なき反抗」のジミーの役。


ジミー・ハリウッド(1994) バリー・レビンソン
脚本クラスの芝居の練習をしている時にクリスがこの映画のジョー・ペシの物まねをする。
スゥインガーズ(1996) ダグ・リーマン

ジョン・ファブローの撮影現場に行きファブローとの会話の中で登場。クリスいわく「キャラクターがジェームズ・ディーンの焼き直しっぽくないか?あれより軟弱だけど」。
クライングゲーム(1992) ニール・ジョーダン
クリスがファブローとアリシア・ウイットにするマフィアの内輪話の中でいいムードのなった相手の女性のスカートに手を突っ込むとそこには・・・の
部分でアリシア・ウイットが思わず口にする映画の題名。
オズの魔法使い(1939) ヴィクター・フレミング
トニーのセラピーをずっと中止していたメルフィーが見たトニーが事故を起こす夢でパニック発作を起こしたトニーのカーステレオから流れていた音楽。メルフィーのカウンセラーはそれでメルフィーがトニーを通してマフィアの疑似体験をしたいのだと診断する。
アナライズ・ミー(1999) ハロルド・ライミス
メルフィーがセラピーを拒否したため別のセラピーにかかるトニー。そのセラピストがトニーがマフィアだと知ったときに言ったセリフに出た映画。それに対してトニーは「アナライズ・ミー?あんなの茶番じゃないですか」と返す。
   

 


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