No.40
For All Debts Public and Private
 
FBIのデボラ捜査官はダニエルという偽名を使ってアドリアーナに深く接近している。

ある朝、庭の木立が揺れるのを見つけたトニーは鴨が戻ってきたと喜ぶ。がそれはリスだった。
トニーはクリスにクリスの父親が勇敢だったという思い出話をする。しかしクリスはトニーの運転手扱いが降格だと思い不満気だ。

いつものシュレック医師の病院でトニーとジュニアは密談をする。ジュニアは看護士の女性に鼻の下を伸ばしている。ジュニアはトニーに弁護費用のための取り分の増額を頼むが拒否をされる。

スーパーの試食のコーナーでプッシーの妻が働いているのを見てカーメラはショックを受ける。
トニーに万が一のことがあった場合を考えてカーメラはトニーに資産運用について自分のいとこのブライアンに相談してみないかと持ちかけるがトニーは請合わない。

 

家に入り浸りのデボラがクリスにはどうも気にいらない。

組織の収入が伸びないことに関してトニーは幹部たちにカツを入れる。

自宅のガレージのタイル下に隠していた現金を別の場所に移すトニー。

トニーの家で食事会が開かれるがカーメラがラルフとロザリーを招いたことにトニーは不満を言う。
ロザリーはジャッキーJrを亡くした悲しみから立ち直っておらず、精神安定剤のせいで朦朧とした状態だった。カーメラはロザリーを励ますつもりだった。

その食事会にアドリアーナはデボラを連れて友達の出産パーティで使うポットを借りにやってくる。デボラとトニーは挨拶を交わす。
ロザリーがいるにもかかわらず、ラルフは席を立ち、トイレでジャニスとクスリをやり、ことに及ぶ。
ゼルマン議員からフリーディングハイゼン通りがニューアークの特別開発地区に指定され今まで二束三文の価値しかなかった一帯の土地がこれから値上がりをするという情報を聞かされる。その土地をジュニアが持っていることを知っているトニーはゼルマンの情報は伏せジュニアから土地を10万で買ってやるという。それを裁判費用にあてるように言う。何もしらないジュニアはその話を喜んで受ける。
バカラは幹部に昇進する。
鳥のえさを買ったトニーはえさ袋の中にガレージにあった現金を移す。トマトを採りに庭に出てきたカーメラにいぶかしがられるがトニーは誤魔化す。
銃刀法違反で刑務所に入っているポーリーは親身になってくれないトニーへの不満をNYのジョニー・サックに愚痴る。

NYとニューアークの遊歩道についての会合が開かれる。

その帰りクリスはトニーにある場所に連れていかれる。その日、警察を退職したある男のパーティが開かれていたレストランの前だった。
トニーは彼がクリスの父親を殺した男だと告げる。
その男はバリー・ヘイデューという男で彼の家に忍び込んだクリスは彼に人違いだと言われるがそんなことはクリスにとってはどうでもよかった。これがクリスのトニーへの忠誠心をためすものだからだったからだ。
自分が鼻の下を伸ばしていた看護士がFBIの潜入捜査官だと知ったジュニアはショックを受ける。

トニーはメルフィーにこれからは生き残るために自分の血縁だけを信じて仕事をすると言う。

 
 
 
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