No.57
Irregular Around the Margins
 
トニーはアドリアーナのクラブ、クレイジーホースで偶然メドウと出くわす。
「なんでパパがここに?」メドウ
「ここにオフィスがあるんでな」トニー

トニーはクスリを決めていたのでアドリアーナにメドウが着ているのなら早く言えと言う。

最近トニーが店によく来ることをサンスバリーノに話すアドリアーナ。サンスバリーノは色仕掛けで話を聞きだすように言うがアドリアーナは拒否する。
アドリアーナは神経性の下痢に悩まされている。

トニーは皮膚がんの可能性のある腫瘍を除去する。

カーメラに傷のことを尋ねられるが戸棚にぶつけただけだと答えるトニー。
過敏性大腸症候群と診断されたアドリアーナは親身に聞いてくれないクリスとちがっていたわりの言葉をかけてくれたトニーに心を動かされる。

トニーは皮膚がんのことをアドリアーナに打ち明け皆にはヒミツにするように命令する。

FBIに情報を流すためにクリスに何気なく仕事のことを聞き出すアドリアーナ。
クリスはタバコの積荷と交渉のために数日家を空けることになる。

アドリアーナとトニーはクレイジーホースの事務所でクスリをキメ、ふとした拍子にいいムードになる。が、すんでのところで来客があったため何事も起こらずにすむ。
トニーはカウンセリングを再開する。
「受け付けてくれてありがとな。許してくれるとは思っていない。でも反省してる」
アドリアーナのことを相談するとメルフィーは衝動のまま行動しなくなったトニーに進歩があったと褒め、次のステップのためにもアドリアーナと距離を置くことを勧める。

アドリアーナはトニーに心が動いたことをサンスバリーノに話す。
サンスバリーノはFBIに戻るとその話を同僚にし、皆で笑い会う。
クレイジーホース閉店後、トニーとアドリアーナはクスリを売人から買うためにドーハーに車を走らせる。途中アライグマをよけるためにハンドルを切りそこない車は横転する。
トニーに異常はなかったがアドリアーナは念のため一泊入院することになる。
「クリスになんて言うか考えなくっちゃな」トニー。
交渉を終え積荷を積んで戻ってきたクリスはアドリアーナの事故のことを聞かされる。
入院していたアドリアーナを迎えに行きどうしてそんな人気のない田舎道をトニーといたのか問い詰める。
「夜中の二時にドライブだ?ほんとに何もなかったのか。まわりがどう思う?」
トニーはクリスを呼び出し、アドリアーナとは何もなかったと断言する。

アドリアーナとトニーの事故のニュースは組織の内外、FBIまでおもしろおかしく伝わる。
「このうそつき女がトニーのをしゃぶってたんだな」皆の噂にクリスはアドリアーナに暴力を振るい家から追い出す。

クリスが飲み屋で荒れているとトニーBがトニーに報告にやってくる。クリスの行方を、リトル・ポーリーが探しに行っているという。
なにをするかわかったものじゃないクリスからアンソニーを守るためカーメラのもとに避難させることにする。

家へ行くとカーメラは事の次第を知っていてトニーをなじる。
「あのろくでもない噂をしっているかどうか確かめにきたんでしょう。さっさとかえってちょうだいあんたの顔なんて見たくもない」

クリスはバダビンに現れ店に入る前に拳銃でトニーの車を弾の数だけ撃つ。

拳銃を持ったクリスの乱入にバダビンは騒然となる。クリスは取り押さえられ、表に出される。

ポーリーはクリスが拳銃にもう弾がないことを知ってトニーに銃を向けたのだとかばう。
「オレを仕事で追い払ってあいつとやるつもりだったのか」クリス
トニーはクリスに銃を向けて言う。
「どっちかここで決めろ。俺はやっていない。それを頭に叩き込むか、でなきゃこれきりだ」トニー。

そこにトニーBが「俺に考えがある」と申し出る。

トニーBはトニーとクリスをアドリアーナの入院していた病院に連れて行く。
そこで担当の医師を呼び出し、医学的な見地に基づきアドリアーナの怪我の状態からシートベルトをして座席にきちんと腰をかけて皆の噂になっているような行為はありえないということを証明させる。
クリスは言う。
「俺どうしたらいい?今ので納得した」
「ならいい」トニー。
トニーはメルフィーに言う。
「全く。やっちまってても一緒だったよ」

自宅にやってきて「あの馬鹿な噂を信じてるのか」というトニーにカーメラは子供たちも怪しんでいると答える。

トニーはファミリーのためにも子供たちのためにも自分と話をあわせてくれるように頼み込む。
「こんなうわさの中で生きていけっていうの、あなたをかばうのはもうたくさん。あなたのたわごとはどこまで続くの」カーメラ。

トニーは他のメンバーの前でトニーたちの血縁、クリス、アドリアーナ、トニーB,トニーBの母、トニー、カーメラの食事会をし、クリスとの和解と絆をみせつける。

アドリアーナはクレイジーホースに盗聴器を仕掛けることを持ちかけられるが断る。
 
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