No.68 |
Mayhum |
ポーリーはヴィトーからコロンビア人の金の洗濯屋の情報を仕入れる 情報によるとコロンビア人のアジトは昼間は留守だということだった。カリーとアジトを襲撃する。 しかし留守ではなく激しい撃ちあいになる。 死体の転がった部屋に金は全くなく徒労に終わったかと思われたが、食器洗浄機の中にぎっしりとつまった大金を発見する。 |
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病院に行くとアンソニーはクリスとバカラにサウスマウンテンアリーナのスナック売りから拳銃を買おうとしていたことを追求される。 そして気持ちはわかるがやめておけと忠告される。 カーメラはDRプレップラーからトニーについてある程度覚悟したほうがいいといわれる。 |
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夢の中、コスタメサのトニーはホテルのドアの下に召喚状を見つける。トニーを平手打ちした僧の寺院のものだった。 そこへ行けば何かケヴィン・フィニティに関する情報が手に入れられるかもしれないとトニーは思う。 トニーは寺院へ行き自分はケヴィン・フィニティじゃないと主張する。 ホテルに戻ったトニーはバーテンダーにアルツハイマーだと診断された話をする。 「もしかしてオレ、ケヴィン・フィニティなのかな」トニー。 |
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カーメラはスーパーでメルフィーと偶然会う。メルフィーはカーメラに困ったことがあればいつでも言ってくれと言う。 しかしカーメラは自分の周りにはたくさん人がいるから、と答える。 代理とはいえ、ボスの座についたシルビオに妻は「やっとここまで来たわね」と感慨深げに言う。 シルビオは自分は表に立つよりも裏で助言や戦略で支えるのが性にあっていると言う。 |
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シルビオの気持ちとは裏腹に、バカラとヴィトーはシルビオにボスとしてユージーンが仕切っていたローズビルの集金の裁定を求めて来る。 ユージーンが仕切っていたとはいうものの、元々はそこはジュニアのシマだった。それを継ぐのは自分だとバカラは主張する。 当面バカラに20パーセントをヴィトーに納めさせることにする。 その後、トイレでもシルビオは例のコロンビア人の金の洗たく屋の金のヴィトーとポーリーの取り分の分配について決定を求められる。 金は半々で分けて、そのうちの10万をそれぞれカーメラに渡せとポーリーとヴィトーに指示をする。
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脚本家のJTは講義の最中にクリスの手下に拉致され車に連れ込まれる。 クリスは借金をチャラにしてやるから脚本を書けと脅す。 「SAW」と「ゴッドファーザーパート2」を足したような映画らしい。 翌日JTはクリスとリトル・カーマインに伴われ映画の出資者の前でストーリーの構想を語らされる。 |
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ヴィトーはフィルの家で食事の後、カーメラに10万ドルを納めなければいけないことに不満を漏らす。 トニーが回復せずに死んでしまえばその10万は無駄になると考えていた。
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夢の中のトニーはフィニティ家の一族の集いのパンフレットを見つける。 カーメラは病院のテレビのジュニアのニュースでアンソニーが報道陣に向かってふざけている映像を見る。 家につくやいなやカーメラはアンソニーに「あんたはソプラノ家のお荷物よ」と激高し、ののしる。 カーメラはメルフィーのセラピーを受ける。トニーのお金の影で誰かが痛い目にあっていることはうすうす感じていた。そして自分は望んで結婚したけれど、産まれる家を選べない子供たちが心配だという。 そしてトニーが目覚めた時に愛し続けられるかが一番の不安だと告白する。 |
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シルビオに代理ボスとしてのプレッシャーが重くかかっている。持病の喘息の吸入器が手放せない。 夜更けにバカラがやってきてローズビルの件に対して、あんな取り決めじゃ食っていけないと不平を言う。 翌朝、シルビオは喘息の発作で倒れ救急車で運ばれる。救急車に乗り込もうとするシルビオにバカラがまだ返事を貰ってないと詰め寄る。 病院のヴィトーはトニーが死んだ後のボスの座について語り、カーメラに金のことはもう少し待ってくれと言う。 |
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フィンが病院にやってくる。 ポーリーはトニーに面会し、メドウに言われた”明るい話”をしようとする。金の洗たく屋のコロンビア人に玉を蹴られた話をしているうちにトニーの脈拍がみるみるあがっていく。 |
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夢の中のトニーはフィニティ家の集まりがあるホテルに出かける。建物の前にはトニーBがいてしきりにトニーに家族が待っているからと中に入るように促す。 トニーは何故か怖くなり中に入るのをためらう。遠くで「パパいかないで」という小さな女の子の声が聞こえる。
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トニーはのどに入ったチューブのせいでしゃべれないものの、神経科の医師によると知覚検査問題ないらしい。 ポーリーはヴィトーの家へ例のコロンビア人の金を運ぶ。そして翌日ふたりはカーメラに金を渡す。 クリスは意識の戻ったトニーに映画製作の話をする。 |