No.69 |
The Fleshy Part of the Thigh |
トニーは回復に向かっている。翌日は傷を閉じる最後の手術が行われる。トニーは看護婦に自分が自分でないようだ、と話す。 ジャニスの友人アーロンが病院に対する抗議のデモに参加した足で牧師のボブ・ブリュスターと共にトニーの見舞いにやってくる。カーメラの進めでトニーは最初は渋っていた明日の手術のための牧師の祈りを許可する。 ラッパーのダ・ラックスが撃たれ運ばれてくる。 |
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ごみ回収会社バローネの社長が死にその息子のジェイソンは突然会社をどうするか決定に迫られる。 会社の真実の姿を知らないジェイソンはNYの傘下にあるチネッリ社に会社を売却することにする。 |
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バカラはトニーにジュニアの件は自分も責任を感じていると詫びる。トニーはジュニアのことはもう言うなといい、自分との 義理の関係に甘えずに人から使えるやつだと評価を受けるようになれと言う。 ポーリーは叔母で尼のドッティから呼ばれ、修道院へ行く。死の間際のドッティはポーリーに自分がポーリーの本当の母親だと打ち明ける。 今まで母親だとポーリーを育てたヌッチが叔母だった。ポーリーは衝撃とショックを受ける。ドッティの葬儀をボイコットする。 |
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手術を終えたトニーの下に保険会社の代理人が査定に訪れる。彼女は退院時期を査定をすると共にトニーがもし財布の中に保険証も持っていなかったらこの病院でなくもっと設備の悪い病院に運ばれただろうと話す。 そこでトニーは第三者が自分の財布を手にしたことを知り、そのときの隊員だったルディを呼び出し盗んだ2000ドル返せと因縁をつける。 |
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撃たれたラッパーのダ・ラックスはそのことが話題になりCDの売り上げが飛躍的に伸びた。 廊下に彼のプロデュースで売り出すことになっていたラッパーがいて、ダ・ラックスが忙しくなったせいで自分をプロデュースする時間がなくなったと嘆く。 それを聞いたバカラは自分が実行してやるから対抗してあんたも撃たれろと話をもちかける。
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ダ・ラックスはトニーとジョン・シューインを自分の部屋に招いてボクシングの観戦をする。 ジョン・ジョーシュインはDELL研究所の科学者でボクサーの戦いを見てオレたち人間は皆ひとりでリングに立たなければいけないと言うポーリーにシュレーディンガーの法則をあげすべての存在はひとつに繋がっていると話す。別々に見えるものもすべて大ききなものの一部なのだと。 その話はトニーの心に何かを残す。 |
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ジョニーとバローネの件で話をしたフィルが病院にやってきた。ジョニーは買収の引き換えにトニーへの2年の納税証明、買収額の5パーセント、新しい車のリースの保障を提案するがトニーは激怒して吐く。
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バカラはラッパーの件を7000ドルで引き受ける。 ポーリーはヌッチのホームへ行き、オレを育てたのは俺の稼ぎのせいだろうと窓からテレビを投げ捨てる。そしてもう二度と会わないと言い捨てホームを後にする。 もうホームに月4000も払えるかとトニーに言う。ヌッチが本当の母親じゃなかったことに関して、「このくらいのことは乗り越えろ」トニー。 | ||
牧師が見舞いにやってくる。トニーの読んでいた恐竜の本を見て、人と恐竜は同時代に存在していたと主張する。 科学的な裏づけからそれはありえないとトニーが言うと牧師は科学者が信望する進化論は神を否定する悪魔のたくらみだと話す。 トニーはジョン・シューインの部屋を訪れる。昏睡のときの話をしあそこにはもう戻りたくないと言う。喉頭がんがわかったシューインはトニーに楽な始末を頼めないかと言うがすぐに冗談だと訂正する。 |
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トニーの退院が決まった。バカラはラッパーを撃った7000ドルの一部をトニーに納める。 救急隊員が2000ドルを持ってくるがトニーは受け取らなかった。 |
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自宅に戻ったトニーのもとにフィルがやってくる。給料は10年保証、あがりの代わりに買収価格の12パーセント、それにトニーも同意する。 ポーリーは鉄パイプでジェイソンを襲う。そして毎月4000ドル自分に納めることを約束させる。そしてこのことはトニーに絶対秘密だと厳しく釘を刺す。 |