No.15
DO NOT RESUSCITATE

 

トニーは入所中のジュニアに面会に行く。
トニーはジュニアがリビアに操られたことを批判する。
ジュニアはトニーがリビアを病院で殺そうとしたという噂を聞いたと責める。

トニーたちが落札に便宜を図ってやったマサローンの工事現場に黒人運動家がやってきて黒人雇用に差別があるとアジテーションし、作業に支障をきたしている。
トニーは工事主のマサローンからどうにかしてほしいと頼まれる。

トニーは勝手にリビアの家の売り家の標識を抜いたことでジャニスを責める。
「標識があろうとなかろうとあの家は売り家であることは変わりないんだから」。ジャニスは手数料を浮かすために自分の友人に家の仲介を任せてもいいかとトニーに尋ねる。

ジャニスはリビアの見舞いにかいがいしく通う。
「おまえはあたしの家をとるつもりだろう」リビア。

トニーたちはジュニアの子分、バカロにジュニアへの伝言を頼む。
最低限の稼ぎは保障する。そしてFBI対策のためのボスはそのまま続けるように。

プッシーの腰の治療の送り迎えをしているのはFBIのスキップだ。
やはりプッシーは1998年からFBIとつながりがあった。
「ジミーが身代わりになったんだ。盗聴の秘密はジミーと共に墓の下さ」スキップ。
「もうトニーにはバレてるかもしれないんだぞ。トニーとは30年来の付き合いだ」。

心臓病を理由にしたジュニアの出所はかなり検察側ともめたが、結局自宅軟禁、エレクトリックブレスレットの着用の条件付きで許可される。

工事関係の話し会いのためトニーは黒人運動家の牧師に会いに行く。しかし本人はおらず父親と少し話して帰る。

病院の診察室は法律で盗聴が禁じられている。FBI対策のためトニーとジュニアはそこでビジネスの話をする。
そこでトニーはリビアの入っていたホームのオーナー、フレディ・カッパーノががソプラノ家の噂話を吹聴していることを聞く。
「あのかつら野郎か」激怒するトニー。

タイヤの下に落ちたカツラと無人の車が川べりで発見された。

眼科でジュニアとバカロは工事業者のマサローンからデモつぶしの金を受け取る。
バカロはそれをトニーに渡す。

リビアの調子がいいとジャニスはトニーに報告する。
「なにが調子がいいだ。最初からどこも悪くないじゃないか」トニー。
「治療をさせてる気分にさせてる治療なのよ」
退院してからの住む場所のことを尋ねるジャニス。
「路上に住めばいい。死人に家はない」
「パパが買った家じゃないの」
「グリーングローブに戻せ」
「あたしそんなお金ないよ」

トニーたちによってデモつぶしが行われた。

退院後のリビアの話で言い争いになるトニーとジャニス。
「母さんの家まで奪われて母さんと仲良く暮らす機会まで奪われた」ジャニス。
「わかったよ、まかす連れてけ、こっちは高見の見物だ」

リビアは見舞いに来たアンソニーからジャニスがリビアが昏睡状態になった場合延命措置はとらないDNRを選択した話を聞く。一緒に暮らそうというジャニスにリビアは言う。「あんたの考えくらいわかてるよ」。

デモを先導していた黒人運動家の牧師ハーマン・ジェイムズ・ジュニアに会いに行くトニー。彼の取り分を渡す。
彼とトニーは裏でつながっていた。

カメーラに電話をするリビア。
トニー殺害の件でカメーラはリビアを許していない。冷たくあしらうカメーラ。
一方的に話をするリビア。
「ジャニスには気をつけな、あいつは草むらに潜む蛇だよ」

ジュニアが風呂場で滑って腰を打ち動けなくなった。
連絡を受けたトニーは救急車を嫌がるジュニアを抱き上げバカラと一緒に病院に連れて行く。

 
 
 
 
BACK/ TOP/ NEXT