日焼けサロン兼売春宿に用心棒代の取立てに行くクリス。しかしオーナーの男はクスリまみれで約束の用心棒代を値切り請求額を払う気はなさそうだ。警告を与えるクリス。

「また。今週もう３度目よ」トニーたちのたびたびの来店に眉をひそめるアーティの妻。「断るわけにはいかないだろう」。アーティ。

トニーはアーティに自分が給料を出すからとフリオを店で雇うことを頼む。アーティは頼みを受ける。

クリスは日焼けサロンの取立て後、エイドリアナの運転で脚本クラスに参加する。
脚本書きに苦悩していたクリスにエイドリアーナが誕生日のプレゼントとして送ったものだった。

テレビのニュースでジュニアの釈放とトニーが正式にボスになったことが報道される。

トニーは墓地にポーリーを呼び出し、ニューアーク港へフリオを迎えに行くように命令する。怪訝な顔をするトニー。
トニーはＦＢＩの捜査の目をくらますためにフリオを新メンバーに加え、ポーリーとシルビオを昇格その下にポーリーをフリオを配置するつもりだという話をする。

カウンセリングを受けるメルフィ。
トニーが運転中に発作を起こし事故にあった夢を見た話をする。
カウンセリングをしながらトニーを通して恐怖、スリルを味わうマフィアの疑似体験を楽しんでいたのではないかと指摘される。
怒って部屋を出るメルフィ。

ジャニスがリビアの家を抵当にしてローンを組もうとしているという電話がトニーに入る。社会保険の番号をでっちあげたらしい。激怒して電話を投げつけるトニー。子供の前で癇癪を起こすトニーを非難するカメーラ。

ジャニスのいるリビアの家に行くトニー。リッチーの姿に驚く。「ここで何してる。ホームレスのシェルターじゃ寝心地悪かったか？」。朝食を進めるリッチーに、「朝飯ならビーンジィにつくってやれ」。
ジャニスにひとしきり抵当の話で怒鳴り散らす。

トニーの家でフリオの歓迎パーティが開かれる。自分だけフリオの件をなにも聞かされていないプッシーはクサる。

日焼けサロンの件でクリスから報告を受けたトニーはフリオに始末をつけさせることを思いつく。

パーティにやってきたジュニアをカメーラは玄関先で追い返す。

脚本クラスで与えられた課題の芝居をするクリス。しかし課題の役が自分のイメージじゃないと変更を申し出る。
ガラスの動物園の代わりにもらったのは理由泣き反抗のジミーの役だった。

仕事の話を口実にトニーはカウンセリングのことをヘッシュに打ち明ける。
子供の前で癇癪を起こしたりジャニスを怒鳴りつけたりしたことを後悔しているというトニーにヘッシュはボスであることのストレスのせいだといいトニーの父親のジョニーも同じような発作に襲われていた話をする。トニーは驚く。「あの頃は体調不良と言っていたがな、自販機に頭をぶつけて割ったこともある」ヘッシュ。

愛人とクルーザーで楽しむトニー。
しかしずっとストレスでイライラのつのるトニーは隣のボートのロシア人のささいな一言に腹を立て暴力を振るう。

無意識のうちにヘッシュをカウンセリング代わりにしているトニー。ヘッシュは眠くてたまらない。

脚本クラスで理由なき反抗のジミーをやったクリスは熱演を絶賛される。

ポーリーたちとアーティの店で食事をしていたプッシーは途中ジョニー・サックが加わわり幹部だけの話し合いだということで席をはずすことを強制される。
傷ついたプッシーはＦＢＩのスキップに自分の組織での扱いにグチをもらす。

日焼けサロンへの制裁をトニーに命令されたフリオは冷酷無比な仕事でトニーを満足させる。

トニーの人間的魅力を認め、もう一度カウンセリングを再開したほうが自分の精神衛生上にもいいという答えを出したメルフィーはトニーへ電話する。予約を入れておくというメルフィに「くそくらえ」と返事するトニーだがカウンセリングに足を運ぶ。

脚本クラスで新しい演技をすることになったクリスは前回「理由なき反抗」で父親役をした男をわけもなく殴り教室を出る。
エイドリアーナはそれはクリスの中にある父親にたいする深層心理がそうさせているのではないかと言う。
クリスは今まで書いた脚本のフロッピーを処分する。