No2.
46 LONG

 

シルビオの店で回収金を勘定をするトニーたち。
脇のテレビで「もうマフィアの時代は終わった」と。
苦虫を噛み潰したような表情になる面々。
「おう、シルビオアレやってくれ」トニー。
『元に戻れたと思ったらまた逆戻りだ』。ゴッドファーザーのアル・パ・チーノの物まねをするシルビオ。場の空気がなごむ。

トニーの知らないところで甥のクリスがまた面倒を起こしそうだ。
相棒のブレンダと共謀してDVDを積んだトラックを襲った。
運転手はグルだと思われたくないので殴ってくれとクリスたちに頼む

アンソニーの学校の化学教師の車が盗まれた
「おまえ化学の成績はどうなんだ?」
「D’だよ」
「それじゃあ是非探しださないといけないな、修理工場やってるビッグ・プッシーに頼んでみるか」
盗んだ男が従業員であるというコーヒーショップにプッシーとポーリーは出向く。

トニーとの電話の最中にかけっぱなしにしたフライパンから火を出してちょっとした火事を起こしてしまうリビア。一人では危ないということで雇ったヘルパーともリビアはうまくいっていない。
車に乗せて送って行った友達をバックの操作を誤って腰骨を骨折させてしまう。リビアも手首の骨を折る。

リビアの面倒ごとはまだまだ続く。せっかく見舞いに行ったトニーに全く音沙汰がないのに「娘たちのほうが親孝行だ」と憎まれ口をたたいたり、ヘルパーを怒らせてやめさせてしまった。
退職者コミュニティに入るように進めるトニーに「いっそ殺してくれ」。

カウンセリングでリビアの話をメルフィにするトニー。
「お母様は人を困らせることにかけては天才的ですね。一種の人格障害があるようです」
「俺の母親がおかしいというのか」
メルフィーの言葉に激昂するトニー。

クリスがDVDを乗せたトラックを襲った件でジュニアがやってきた。トラックはジュニアが用心棒代をとっている会社のものだったのだ。
しかしまた、ブレンダはトラックを襲うことをクリスにもちかける。トニーに絞られたクリスはその話を断る。
「おまえは上のいいなりか」引き下がらないブレンダ。
「裏切りはなし。それがマフィアとしての掟なんだよ」
ひとりでトラックを襲うブレンダ。銃の暴発で運転手を死なせてしまう

サターンを盗んだゲイのカップルを見つけたプッシーとポーリーは二人の家に踏み込む。
しかしサターンは解体された後で残ったのはナンバープレートだけ。
プッシーはゲイのカップルに別のサターンを盗んでくるように命令する。
すっかり塗装がされ駐車場に戻ったサターンに大喜びするミラー先生。

事故による手首の骨折で入院した先の病院でこのままの一人暮らしは危険だと命令されリビアの退職者コミュニティへの入所が強制的に行われる。
リビアは怒って一言も口をきかない。

リビアの家の後片付けに行くトニー。
誰もいなくなった家で若いころのリビアや家族の写真を手にとる。
発作がやってきて椅子に崩れ落ちる。
しかし今回は意識を失わずにすんだ。

 
 
 
 
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