No.27 |
”MR.RUGGERIO’S NEIGHBORHOOD” |
「廃棄物処理をめぐるマフィアの抗争が激化」という記事が連日新聞を賑わせている。 盗聴テープを聴くFBI.プッシーはもう使い物にならないと判断。トニー宅の地下室にマイクを仕掛けることを決定。家宅内に侵入できる礼状を求め、侵入は地下室だけとの条件つきで礼状を得る |
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トニー宅を見張るFBI。 トニー、カーメラ、メドウ、アンソニー、メイドが 全員が出かけたところで警備会社の通信を遮断。 侵入、マイクを仕掛ける場所を決定するために地下室を撮影する。 |
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サトリアーレ(肉店)の奥でメンバーが集まり食事をとっている。パッツィがうかない顔をしている。 「食わないのかパッツィ、うまいぞ」トニー。 「いや、いい、あんまり食欲ない。今日は俺らの誕生日でな」。 パッツィはアンクル・ジュニアが投獄されているあいだショバを仕切っていたフィリーと双子の兄弟で、フィリーはトニーの命令によってジジに処分されていた。 トニーがパッツィを自分の下で働かせているのはそのことでパッツィに目を光らせるためだった。 |
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捜査官が潜入中家族のそれぞれに捜査官が張り付いている。アンソニーはタバコを吸い、メイドのイリアーナはトニー宅の食器や食品を少しずつ失敬している。 | ||
トニー宅の地下室を撮影したビデオを見るFBI。 古びたデスクライトに盗聴マイクを仕掛けることが決定する。クワンティコのFBI本部に資料が送られ、トニー宅のライトそっくりのマイクを仕掛けたライトが作られる。 |
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バダビン事務所。 株の話をしたあとジジがトニーに 自分の部下が出入りしているバーで酔ったパッツィが双子の弟の死んだ理由を知っているといクダをまいていたという話をする。 「パッツィは今でもあんたのことが好きだとは思うよ。でも下で働くのは辛いんじゃないか」ジジ。 |
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マイク取り付け予定日。 トニーもカーメラも出かけ、あとはメイドが出るのを待つだけだ。その時メイドの悲鳴が聞こえる。家族に動きがある。どうやら家に戻ってくるようだ。あわてて撤収するFBI。 錆びていた温水タンクが破裂し地下が水浸しになっていた。 マイクの取り付けは来週の火曜に延期される。 |
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翌日、電気会社を装い隣家のクザマーノ邸からトニー宅を監視。 | ||
その時FBIが見たものは酔ったパッツィがトニー邸に侵入、庭からトニーを拳銃で狙うが結局実行できず腹いせにプールに小便をする姿だった。事情を知らないFBIは首をひねるばかり。 | ||
いろいろ危ないところもあったが盗聴マイクの設置に成功した。 | ||
トニーはパッツィに尋ねる。 「どうかしたのか?」 「なにが?」パッツィ。 「この仕事イヤなんじゃないか?」 「いいや」 「この仕事をするようになってから娘に家を買ってやったそうじゃないか」 「ああ」 「もう悲しみな乗り越えたな」トニー。 「ああ、悲しみは乗り越えた」 |
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地下室を盗聴するFBI。 メイドの夫スタシューに温水タンクの修理を頼むトニー。 |
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