NO.31
ANOTHER TOOTHPICK
 
メルフィーのすすめでカーメラも一緒にセラピーを受けることになった。そこでの険悪なムードに帰りの車で口論となるふたり。そのいらいらのせいで車のスピードを上げすぎたトニーは黒人警察に車を止められ違反切符を切られる。
トニーは議員に違反をもみ消すよう電話をする。
恋人と痴話げんかを始めたサリーという男が激高したまたま通りに立っていたジャッキーjrのいとこのブライアンをゴルフパターで殴り植物人間にしてしまう。
サニーもブライアンもトニーの組織の傘下の者でトニーたちは同じ組織のものに手を出したということでサリーの処遇を話し合う。
カーメラの叔父が癌で亡くなり葬儀が行なわれた。組織に人間も参加しそこにはバカラの引退した父親の姿もあった。彼はサリーの名付け親で、トニーはサリーを殺ることを彼に依頼する。彼への依頼は幹部であるジジの決定だった。
アドリアーナはクリスが幹部に決まったので今夜限りで店をやめてもいいかと尋ねる。アーティは了承する。

バカラは引退して七年にもなり今が肺がんを患い歩くのでさえやっとの父親にサリーを殺るのは到底無理なのでトニーに頼んで考え直してもらえるよう言ってもらえないかとアンクルジュニアに頼む。
しかしトニーはジジのアイディアだから尊重しなければと受け付けない。

アドリアーナが店をやめたことでクリスにからむアーティ。クリスを「クズ野郎」と言い怒らせる。トニーはアーティに「何を考えているんだ!」とつかみかかりアーティはアドリアーナを愛していると言う。
トニーに拒否され一度は引き下がったもののバカラの父親の状態のあまりのひどさにサリーの暗殺はやめたほうがいいとジュニアは進言する。
「やらせてくれ、役に立ちたいんだ」バカラの父親。
ベイサイドエリアの再開発に伴うトニーたちの事業のパートナーになることをアーティはシャーメインに話すがシャーメインは断固をして反対をする。
トニーがDIY店に行くとそこにはトニーの違反切符を切った黒人警官がいた。議員の進言で仕事を遺失物係に回され時間外手当が出なくなったのでここで働いているという。
トニーは議員に電話をする。
「あんたあいつを干したのか」トニー。
「それが望みだったんじゃないのか」議員。
「いや、それにしても・・」
隠れ家にいたサリーの元を訪れたバカラの父親はなんとか仕事をやり遂げる。
その帰り道、車でタバコを吸っていた彼は発作を起こし吸引機をポケットから取り出そうとし床に落としそれをとり損ない道路脇の看板に激突。死亡する。
ジュニアはトニーを呼び出し自分が癌であることを話す。誰にも言うなとジュニアは言うがトニーはジャニスに話をする。
FBIが苦労して設置した隠しマイク付きのライトスタンドをメドウが大学へ持って行ってしまう。
FBIは激しく落胆する。
アーティはアドリアーナと食事に行き、シャーメインとはしばらく離れることになったと話す。アドリアーナは自分の手を握ったり普通でない態度のアーティにひき、席を立つ。
再開発事業について議員と話をするトニーたち。
配管と電気組合はトニー、レンガと鉄工はジョニー・サックが仕切ることになった。

議員はトニーに黒人警官を元の職場に戻すかとトニーと二人きりになった時に尋ねるがトニーは「当然の報いだ」と答える。

トニーはDIYの店に行き黒人警官に金を渡そうとする。しかし黒人警官は受け取らない。
   
   
   
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