NO.36
TO SAVE US ALL FROM SATAN’S POWER
 
アズベリーの船着場でポーリーと待ち合わせをしていたトニーは1995年のアンクルジュニアが当時のボスだったジャッキーのトラックを襲ってBOCAに逃げていた頃を回想していた。その仲介役に入ったのがプッシーだったのだ。
トニーはメルフィーに言われたとおりに気がついたことをメモにとっている。
クリスマスまでにやらなければいけないことが書かれたメモを見たトニーは久しぶりに発作を起こす。
「消えたと思っていたのに引っ込んでいただけなんて」
どうやらプッシーのことを思い出したのが原因のようだ。
クリスマスの料理は自分で作るというジャニスのためにトニーとカーメラは料理の道具をジャニスの家に持って行く。散らかった台所を見て怒るトニー。ジャニスはこの前ロシア人に襲われた傷が痛くて動けないのだという。
トニーはメモにロシア人の項目を付け加える。
事務所でクリスマスの準備をしているトニーたち。子供たちにおもちゃを配るこの催しはトニーの父が始めたものだった。毎年サンタクロースの役はプッシーがやっていた。95年当時からプッシーはどこかおかしかったという話になる。

金の洗濯をしているロシア人、スラバーのところでジャニスを襲ったロシア人を探してくれと頼むトニー。

プッシーの夢をみたシルビオはトニー宅を訪れる。ジュニアとジャッキーの調停にBOCAにプッシーが行った時にFBIと密通したのではとシルビオは言う。しかしその時はずっとジュニアも一緒だったから違うだろうとトニーは答える。
しかしジュニアがBOCAから戻ってきた時の調停にプッシーは参加しなかった。愛人の母親が脳溢血を起こしてずっと付き合っていたという話をトニーたちは思い出す。
アーティの店で食事をするトニーたち。
シャーメインの「向こうの席にFBIがいる」という冗談にシャレにならない、と鼻白む。
トニーにジャニスを襲ったロシア人がわかったと連絡が入る。
リムジン運転手をしているイゴールというその男をトニーとフリオは客のふりをして男を呼び出し、痛めつけクリスマスの飾りつけのウインドウに置き去りにする。
ジャニスはそれをニュースで知り神に感謝する。
ポーリーとクリスとアーティの店に行ったトニーだったがシャーメインの度重なる非礼な態度に腹を立て店を変える。そこでトニーは半裸の女といちゃついているジャッキーを発見する。
激怒するトニー。「このくされロクでなし野郎が」殴り蹴りし、ジャッキーのポケットに拳銃をみつけるとそれを取り上げる。そして今日限りで見限ることを宣言する。
ジャッキーの所業をカーメラに話すかどうか迷っているとメルフィーに話すトニー。
サンタクロースの衣装をつけたバカラをみてプッシーのことを思い出すメンバーたち。
そしてその時のプッシーのふるまいから当時からマイクをつけていたことに気づく。

プッシーの代わりのサンタをやったバカラはとても下手くそで子供を怒らせてしまう。

クリスマスの日、ジャッキーjrがトニー宅にやって来る。ジャッキーをキッチンに呼び出すトニー。
「これからはちゃんとするよ」ジャッキーjr。
「おまえはオレをだまして娘を裏切ったんだぞ」トニーは言うが正直いってまだどうするかは決めかねていると話す。
メドウから大事にしてねと渡されたトニーへのプレゼントはあの歌う魚のおもちゃだった。
 
 
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