NO.37 |
PINE BARRENS |
モロッコからのバカンスから帰ってきたグロリアはトニーのクルーザーに行くがそこにイリーナからの電話が入る。そのことをアンソニーの教師からの電話ということにしたトニーに激怒、土産を海に投げすげクルーザーを降りる。 カーメラとのセラピーはメドウとジャッキーの話になる。いつもながら言い争いにはなるものの険悪なムードにはなっていないとメルフィーに指摘される。トニーはセラピーのおかげだと答える。 |
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メドウは風邪をひいている。 ジャッキーjrは明日クスリを持ってくるといい家に帰る。 |
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トニーからの電話で風邪をひいたシルビオの代わりにロシア人、ヴァレリーのもとへ借金の取立てに行くポーリーとクリス。 ヴァレリーはトニーが金の洗濯をさせているロシア人スラバーのところにいる男だ。 |
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借金は回収したものの、ヴァレリーの態度に腹を立てたポーリーは部屋になったバーベルで半殺しにしてしまう。 とりあえず絨毯で簀巻きにし車のトランクに乗せる。 |
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前回の非礼を詫びるグロリア。許すトニー。 そこへロシア人とのトラブルの電話をするポーリー。スラバーにどういえばいいんだと怒るトニー。しかし携帯電話の電波状態だかなり悪く、会話がかみあわない。 ポーリーとクリスは雪だらけのパインバレンズでロシア人を始末することに決めた。 |
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カーメラのとの間がうまくいっているようだとメルフィーはトニーに言う。トニーはメルフィーのおかげだと前回のように答える。そしてグロリアと付き合っていることを打ち明ける。 メルフィーはそのことをカーメラに秘密にしセラピーを受けることについてどう思っているのかを尋ねる。 |
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パインバレンズについたポーリーとクリスはヴァレリーに自分で穴を掘らせてそこにヴァレリーを埋めることにする。しかしヴァレリーは渡されたスコップでクリスを殴り逃走。二人は行方を見失う。 | ||
トニーはスラバーのところへヴァレリーのことを探りに行く。ヴァレリーは元コマンドーでチェチェンの反乱軍を一人で16人殺し、シークレットサービスをやっていた男だった。 スラバーはヴァレリーのことを命の恩人で兄弟みたいなものだと話す。 |
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ヴァレリーがシークレットサービスだったという話を聞いたポーリーは相変わらず電波状態の悪い携帯のせいでシークレットブーツだったと聞き間違える。 寒さに震えながらヴァレリーと追っているポーリーとクリス。間違えて鹿を射止める。 |
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メドウがクリスに電話するとおふくろの車を整備に出すから会いにいけないといわれる。不審に思ったメドウは同じ寮生のアブジャンに車を貸してくれるよう頼む。 | ||
ヴァレリーを追い掛けていたポーリーとクリスは道に迷い自分たちの車を見失ってしまう。日も暮れ寒さに震える二人は廃車をみつけ転がり込む。 ポーリーはトニーに何度も電話するがやはり携帯の電波状態が悪くうまく話しが通じない。 寒さと飢えで二人は極限状態になる。 |
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夜にグロリアと約束のあったトニーはカーメラの作った食事をあまり口にしない、出かけようとした時にカーメラの両親がやってきて3時間約束の時間に遅れる。 それでもなんとかトニーはグロリアの機嫌をとった。 |
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グロリアが食事の準備をしている最中にポーリーから迎えに来てくれと電話が入る。 出かけるというトニーにグロリアは怒りミートローフをトニーに投げつける。 |
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トニーはアンクルジュニアに頼み、猟をして森の歩きに慣れているというバカラを呼び出す。 バカラの格好を見て笑ったトニーだがアンクルジュニアがいつも世話になっていると礼を言う。 二人は森へ向かう。 |
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ジャッキーjrの家を張っていたメドウは女と出てくるジャッキーjrを見てショックを受ける。 | ||
パインバレンズに到着したトニーとバカラだったが日が昇ってから動いたほうが懸命だと判断する。日が昇り靴を無くしやけっぱちになったポーリーが撃った銃の音をトニーとバカラが聞きつけやっとポーリーとクリスは森から救いだされる。 | ||
暖房の効いたトニーの車でサンドイッチにむさぼりつく二人。 ポーリーは悪かったと思ってると謝る。 行方のわからなくなったヴァレリーをどうするかトニーは幹部であるポーリーに尋ねる。 「放っとけ、帰ろうぜ」ポーリー。 「そうかひとつはっきり行っとくぜもしその死に損ないが出てきてもオレは一切関知しねえ、おまえがスラバーと対決しろ、おまえが巻いた種だ」トニーは言う。 |
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グロリアのグチをこぼすトニー。 何故グロリアに惹かれたのか考えてみましょうとメルフィ。 「抑圧的、情緒不安定、機嫌をとるのが難しい、誰かに似ていると思いませんか?」 |
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(この回はスティーブ・ブシェミが監督) |