No.05
COLLEGE

 

メドウを大学受験のための下見に連れて行くトニー。道中の車の中でメドウがたずねる。
「ねえ、パパはマフィアなの」狼狽するトニー。
最初は否定するがメドウはもう大人だということで本当のことを打ち明ける。
代わりにメドウもクスリのことを打ち明ける。ふたりは互いを理解しあう。

立ち寄ったガソリンスタンドで電話をしている最中に見覚えのある男を発見するトニー。ナンバーを控えクリスに持ち主を調べさせる。
男はクスリの売人で12年前刑を軽くしてもらうため大勢の仲間を売ったメンバーだった。現在は政府に証人保護プログラムによって守られている

カメーラのところに神父がやってくる。神父は料理と酒を飲み食いし、カメーラと映画を観る。

途中メルフィから次の診療は風邪で休むと電話があり、カウンセラーが女性と知ったカメーラは複雑な心境になる。

どうしてマフィアという仕事についたか説明するトニー。「昔はイタリア系は他に仕事がなかった。食うためだ。やめるって考えすらなかった。考えるってことは裏切りだ」

クリスに男の住所を調べさせたとニーはメドウがレストランで大学生と話しをしているあいだ様子を伺いにいく。

早く手柄をたてて正式メンバーになりたいクリスは自分が殺りに行くというがトニーは許可しない。

トニーたちの娯楽室にあるシナトラの胸像はこの男、フレッド・ピータースの作ったもので彼の作った胸像はどれも唇が分厚いという特徴がある。

不穏な気配を感じたフレッドはトニーの特徴を話し、こういう男が自分を探していなかったかとたずねてまわる。

電話帳からフレッドの事務所をみつけたトニーは事務所に置かれた胸像から本人であると確信する。

トニーの仕事とその金で生活をしていることに罪の意識を感じていることをカメーラは神父に告白する。
その晩、神父との間に何かを期待していたカメーラだったが神父は酔いつぶれ何事もないまま夜が明ける。

身の危険を感じたフレッドはヤクを売っている相手を脅しトニーをやるように命令するが断られる。

トニーはメドウが大学の面接を受けている間、フレッドの事務所に向かう。

警戒するフレッド。
トニーは背後から男を襲い、電気コードで首を絞め殺す。

殺しを終えたトニーの頭上を鴨の群れが飛んでゆく。

トニーの靴についた泥と手の傷を怪しむメドウ。なんでもないととぼけるトニー。

家に戻ったトニーにどうしてカウンセラーが女性であることを黙っていたのかと尋ねるカメーラ。
「女の精神科医じゃへんに疑われると思ったからだよ」トニー。
自分はなにもやましいことがないからと神父が昨晩泊まったことを話すカメーラ。

 
 
 
 
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