No.51
Eloise
 
ジュニアの知的能力に問題があるという言い分は通らず審理は続行されることになる。ジュニア側は陪審員の溜まり場をみつけ、ひとりに脅しをかけることにする。
トニーを迎えにフリオが来る。トニーはカーメラにチケットを見せてパラダイスアイランドへの旅行へ誘うが、カーメラは急に言われてもアンソニーの学校のこともあるし、と断る。
旅行を断られたトニーは車に乗っている間、フリオにカーメラへのグチをさんざんこぼす。
ジョニー・サックとカーマインはNYにやってきたリトル・カーマインとゴルフをする。
ジョニー・サックはカーマインへの説得はどんな感じだとリトル・カーマインに尋ねるが「頭いたいねあのガンコ親父」と芳しくない。

カーメラはフリオの家で家のインテリアに関してアドバイスをする。フリオはカーメラにカーメラは特別な人だという。

クッキーとミンとヌッチは車で出かけ、駐車場で衝突事故を起こす。
病院にかけつけたポーリーはクッキーたちを批難する。
トニーたちはカジノへ行く。
トニーが女性と踊るのを複雑な気持ちで見ているフリオ。
トニーたちはカジノからヘリで帰ることになる。ブライアンはすっかり酔っ払ってしまって吐きっぱなしだ。ヘリに乗る前にフリオとトニーはヘリコプターのプロペラの横で立小便をする。フリオは魔が差し、トニーを勢い欲回るプロペラの中に突き飛ばしそうになるがとどまる。
「なにするんだ」トニー。
「プロペラの側だ、あぶない」フリオ。
メドウは寮を出て友達と部屋をシェアしてマンションで暮らすことになった。そこへカーメラが様子を見に行く。

カジノから帰った翌朝二日酔いがひどいトニーはフリオが来ても起こさないようにカーメラに言う。
トニーが寝室に行ってからフリオ宅にカーメラは電話をするが誰も電話に出ない。

NYのカーマインたちがこれからオープンさせる店でNJ側との話し合いがなされるが、カーマインはこなかった。それでも40パーセントの取り分を主張するNY側に交渉は決裂だ、といってトニーは店を後にする。

カーマインたちの店はトニーたちによってあらされる。

カーメラはダーリーンからフリオの家が売りに出ていたという話を聞く。
カーメラがフリオの家に行ってみるともぬけの殻だった。
カーメラとトニーとアンソニーはメドウの新しい部屋でルームメイトたちとの食事会に招待される。
カーメラはそこで「ビリーバッド」にゲイ的要素が含まれるか含まれないかでメドウたちにからむ。
シルビオはポーリーに一部の人間はおまえの忠誠心を疑っていると警告する。
ポーリーは友情にも山あり谷ありだといいケンカになる。

ポーリーは母親のヌッチとクッキー、ミンをつれて芝居に行った帰り、レストランに寄りパンの持ち帰りのことでミンたちと揉める。その席でミンがベッドの下に大金を隠していることを知る。

トニーたちに店を荒らされたNY側は最終手段に出る。
工事現場に労働組合代表を派遣し、非組合員を雇っているので通達があるまで現場を一時閉鎖にすると告げさせる。
工事が中断されたトニーたちは大きな損害をこうむることになる。
アルバートはジュニアの裁判の陪審員の一人であるダニーへ「正しい判断を頼むぜ」と脅す。

メドウはカーメラとふたりの長年の習慣のプラザホテルでの食事会に誘う。しかしカーメラはそこでも情緒不安定でメドウにイヤミを言う。

ポーリーはとあるパーティでカーマインの姿を見つける。挨拶に近づいたポーリーだがカーマインは全くポーリーのことを知らなかった。

ポーリーはミンの部屋に忍び込み騒がれたために殺してしまう。

トニーにミンの部屋のベッドの下から奪った金を献上するポーリー。

トニーはジョニーから連絡を受ける。
工事の件はカーマインが折れるべきだとジョニーは言い、しかしカーマインは絶対に折れることはない、と。そして遠まわしにトニーにカーマインの殺害を依頼する。

トニーはメドウに「ママはお前を愛してるぞ」と言う。メドウはわかっていると答え、トニーは「わかってやれ、ママは今がイチバン辛い時期なんだ」という。そしてメドウに自分がセラピーを受けていると打ち明ける。メドウは驚く。

トニーとカーメラ。
「あの子はいい子だ」トニー。
「わたしを嫌ってるわ」
「おまえの娘はいい女になるぞ、賢くて美しくて自立して。それがおまえの夢だったろ」
「・・・ええ」

 
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