NO.07
DOWN NECK

アンソニーが礼拝堂に忍び込み正餐用のワインを飲んで酔っ払って体育の授業に出た。
学校に呼び出しを受けるトニーとカメーラ。
アンソニーは3日の停学処分になりトニーたちはアンソニーに「注意力欠陥障害」(ADD)の可能性があるので検査をしたほうがいいと教師に告げられる

「わたしも誰かさんのせいでずいぶん学校に呼び出しをくらったもんだがね」リビア。
「そうそう、車をかっぱらったり、漁船から盗んだロブスターを道端で一匹10ドルで売ってたりな」ジュニア。
「子供の前でそういう話はやめてくれ」トニー。

アンソニーの件が納得いかないトニーはそのことをメルフィに話す。
「あんたら精神科医は金儲けのために新しい病気を作るんだ」
「もし本当に病気なら事実を認めて戦うが、家でしつけろとはどういうことだ」
実はトニーはアンソニーのことは自分の職業や血筋に原因があるのではないかと不安があった

子供時代の回想をするトニー。

父親がジュニアと近所のロッコという男を立ち上がれなくなるくらい痛めつけたことや、カモフラージュでトニーの姉のジャニスを遊園地に連れて行き裏で危ない取引をして逮捕をされたことを思いだす。

「それであなたは今のご自分があるのはお父様の影響が強いとおもわれますか?」メルフィ
「ああ、そうだ、そうだろうな、そうかもしれないな」

アンソニーのことで頭を悩ませているトニーは宅配の車から腕時計を盗んだというささいなことでクリスを怒鳴る

停学中の罰としてリビアの見舞いに行ったアンソニーはトニーが精神科医にかかっていることをリビアに話してしまう
「あの子は母親の悪口を言いにいってるんだよ」


アンソニーは検査を受けている。
歯医者に行く途中パンクしてしまったタイヤを直しながら何気なく自分の仕事のことを知っているかアンソニーに聞くトニー。
ジャッキーの葬式の時にFBIが来ていたことやマフィアだと噂で聞いたということをアンソニーは話す。

トニーがカウンセリングを受けていることをジュニアに話そうとするリビア。しかしたまたまその場にトニーが来たせいで未遂に終わる。
トニーはまだリビアがカウンセリングのことを聞いてしまったことは知らない。
ジュニアが帰った後、トニーの父親にまつわる話でリビアと言い争いになるトニーとリビア。リビアは言い捨てる。
「わたしに文句があるんなら精神科医にでも相談に行くんだよ」

アンソニーの検査の結果が出た。
9つの検査のうち6つ当てはまればADDだがアンソニーは5つ。
トニーはきっぱりと教師に告げる。
「なんでもかんでも病気のせいにするな、悪いことをしたら償いをさせる、それで解決だ」

「どうだ?三週間外出なしテレビなしゲームなしってのは」
「不公平だよ」

ある程度の答えを出したトニーは答える。
「そのとおり。人生なんて不公平なもんだ」

 
 
 
 
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