地面師たち

「地面師たち」見たよ~

 


豊川悦司、というかハリソン山中「エクスタシー」言いすぎ問題w

わたしなら切れ者である種の強い美学を持っているであろう設定のボスに真顔でエクスタシーとかいうこってりな(ダサダサな)ワードを対面で言われたらうつむいて笑いをこらえるのに必死になってしまいそう(ごめんw)

 

 

ストーリーは最後まで一気見するくらい面白かったです
HBO,SHOWTIME,NETFLIX,Huluなどの海外ドラマとはまたちょっとちがう日本の青年漫画誌的な面白さだと感じました。
人物造形とセリフがさっきの”エクスタシー”じゃないけど漫画の登場人物っぽいんすよね。
(特に女性のキャラ設定やベッドシーンが青年漫画誌のそれ)
女性キャラの造形は監督が「エルピス」で組んだ渡辺あやさんに頼めばよかったのにと思った
やっぱ同性から見るとどうしても男性作者の考えたリアルじゃない女性になってると思う

別に海外ドラマに寄せる必要は全然ないと思うけど嘔吐のシーンがやたら多いとか激しい暴力描写とかやっぱり海外ドラマをすごく意識して近づけようとしてるのは感じるのでそうしようというのならやっぱもうちょっと人物設定やセリフにリアルあったほうがよかったかな

でも青年漫画誌的であったからあのテンポの良さがあったのかもしれないとも思った

全員芝居よかったけど個人的にはリリー・フランキーとマキタ・スポーツの芝居が好きだったな

 

(って真面目か!と自分つっこみしたくなる感想ですんませんw
ほらでも海外ドラマのあの感じを目指してるのがむちゃ伝わるので、そうするには惜しいよなーもうちょっとああしたりこうしたりすれば近づくのに、と思いまして真面目感想になりましたw)

SHOGUN 将軍

 

 

「SHOGUN 将軍」面白かった~
「ゲーム・オブ・スローンズ」以来毎週の配信の日をこれほど心待ちにするドラマがあったであろうか

まあもうこのドラマに関して言われつくされてることですが
長い映画、ドラマの歴史の中で海外制作でこれほどきちんと日本が正確に描かれてるっていうの初めてじゃないのかということに感動したのはもちろん
これが日本で製作されていて日本の描写がきちんとしていたとしても
こういう時代劇にありがちな女性が男性の操る策略の単なるコマとして描かれるんじゃなくてそれぞれの意志を持ち動いている人間、男性と等しい一人の歴史を動かしている人間として扱われてるという脚本も素晴らしかったですね。
物語を動かすためにキャラが作られてるんじゃなくてキャラが物語を動かしている脚本。

たぶん今年の賞レース、ドラマ自体はもちろん主演男優、助演男優、助演女優、そして衣装などいろんな部門で賞とると予想してます👍


 

10エピソード毎回なにかしら驚きのあるドラマでしたが
わたしにとって一番の驚きはこのシーンでしたね
心の準備が出来てなかったのでw
まさかのこの人のいきなりの褌姿👍
(ごめんw)

ってこんなこと書いてますが浅野忠信の”藪重”の演技すごくよかったです

他のどの役者でもなくこの”浅野忠信の演る藪重”が一層ドラマに深みを出して面白くしてたと思う


というわけでゴールデングローブ、エミー賞、SAG等等、
真田さんを先頭にSHOGUN将軍のテーマ曲と盛大な拍手をバックに演者スタッフの皆さんがトロフィーを受け取りに檀上に上がる姿を見るのを

楽しみにしています