その全裸がほんものかどうか見分ける真面目な方法

最近数年前に比べると映画ドラマで男性俳優の全裸を見ることが格段に多くなったと思いますが、それに遭遇した時、これは本物なのか?作り物(Prothetic/義肢)なのか??と考えることがないですか?

わたしはあります

そんな時にどちらなのかざっと見分ける一つの方法を書いてみたいと思います

米国の映画、ドラマ限定の話になります
(注)Prothetic/義肢=シリコンなどで作ったニセちんこのことです

Prothetic/義肢ついての詳しい説明はこちらにありますのでよかったら

 



わたくしこの通り全裸について考えるのが好きなので映画、ドラマで全裸が登場するとそれに関連する記事を探して読むのが趣味です
そのような記事を読んでいると米国の委員会や協会、組合によって定められた全裸を登場させる時のルールやガイドラインについて触れている部分が出てきます
それを読んでわかったことは

全裸のシーンは
FCC(連邦通信委員会)SAG-AFTRA(映画俳優組合・米テレビ・ラジオ芸術家連盟)等の委員会や協会のルールとガイドラインによって特定のシチュエーションにおいてはProthetic/義肢を使わなければならないと定められている
ということ

それはどういうシチュエーションかというと

勃ってる
誰かとの接触がある

その時は本物であってはいけないという決まりになっている模様

以下そのことについて書かれている記事を引用します


1.「The Standard」の記事でアメリカを拠点とするインティマシー・コーディネーターのマーシー・リロフの談話

 

 

(記事より引用)

勃起したように見せる必要があるシーンでは、人工ペニスを使用することが必須で、場合によっては法的義務となっています。そうしないと、ポルノとみなされてしまうからです

***

「はっきりさせておきましょう」と、アメリカを拠点とするインティマシー・コーディネーターのマーシー・リロフは言う。「Prothetic/義肢を使用する理由は、アメリカではFCC(連邦通信委員会)が、画面上で勃起したペニスが映る場合、制作側はProthetic/義肢を使用しなければならないと法律で定めているからです。誰かがペニスに触れるシーンがあれば、それはすべてProthetic/義肢です。

 


2.Jazebelのガブリエル・ブルーニー(エスクァイアのライター兼編集者)の書いた記事より

(記事より引用)

SAG-AFTRAには独自のヌードに関するガイドラインがある。他のキャラクターが触れるペニスはすべてProthetic/義肢である。(最近の「And Just Like That…」のエピソードで、シャーロットがバスルームで夫のハリーにオーラルセックスをしようとしているところに娘が飛び込んでくるシーン?あれはProthetic/義肢だ。)

 

*同記事内でリンクされていたSAG-AFTRAのヌードや性行為を模したシーンに関するクイックガイドページ

(クイックガイドより引用)

実際の性行為の禁止
SAG-AFTRA契約では、実際の性行為は明確に禁止されています。つまり、SAG-AFTRA契約に基づいてオーディションや仕事をしている出演者は、いかなる場合も実際の性行為を行ったり、行うよう求められたりしてはなりません。実際の性行為には、出演者が服を着ているか裸であるかに関わらず、物理的な障壁のない性器接触が含まれます。


ネットには怪しい情報元が多々ありますが
上記で引用した記事元の「The Standard」と「Jazebel」はおそらく信用できるであろう情報元で
SAG-AFTRAのクイックガイドの引用のほうはオフィシャルからの引用なので
信頼度は高いとわたしは判断しています

 (映画のエンドクレジットに登場するSAG-AFTRAのロゴ)

なので、全裸が登場した時これは本物なの?と思った場合は
勃っている→Prothetic/義肢
誰かと接触している
Prothetic/義肢

と判断するとほぼ間違いないと思われます



参考までにこのふたつの条件で実際にProthetic/義肢が使われている場面を紹介します

以下青字のリンク先はボカしなしのそのままの画像になってますのでご注意下さい

〇勃ってる場合

ここ最近の作品で今すぐに思い出せるものといえば

「成り上がり者」(2024) 「The Pitt」(2026) 「パム&トミー」(2022)(←リンク先は制作会社のオフィシャルリールです)
「インフィニティ・プール」(2023)あたりでしょうか

width=
The Pitt (2026) 成り上がり者 (2024) パム&トミー (2022)

 


接触している場合

とりあえずこちらもまず思い浮かべるのが上の記事引用で登場した「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」
それから「マー -サイコパスの狂気の地下室-」(2019)かな

で、配信で登場した時、あれは本物なのかとネットが騒がしかった「ビッグ・リトル・ライズ」(2017)のあのシーン。こうして(←リンク先BuzzFeedの記事に動画あり)接触があるのでProthetic/義肢でありましょう

あと「ゲットハード/Get Hard」(2015)のウィル・フェレルのこのシーンもまた別の形の接触かなと思います

 

そういえば、考えてみるとProthetic/義肢を使ってない場合って”他者の接触がない”というのが条件なので単独で窓辺とかシャワーとか水辺で佇んでる場合多い印象ですね
例↓

 


しかし
「レッド・ロケット」(2021)や「ふたりのパラダイス」(2012)みたいに単独でいてもProthetic/義肢という場合もあるので
このあたりはなかなか判断に難しいところではありますが



 

最後に”勃ってる””接触がある”の他に”やたら大きい、もしくは小さい” ”放尿してる”(←これほんとに多い)”トラブルに見舞われている”クモに噛まれたとかw)等もProthetic/義肢を使用しているシチュエーションに加わることを含め
もっと大きく結論をいいますと
2017年のMeToo運動後、2018年にHBOで、2019年にはNetflixで性的なシーンにはインティマシーコーディネイターを入れるという決まりが作られ、映画ドラマ制作現場全般においてインティマシーコーディネイターの導入が積極的に推奨されている現在、全裸の登場するシーンはアメリカ映画では大体の場合は(印象としては8割強以上?)Prothetic/義肢を使っていると考えるのはおおむね間違いではなさそうな気がします

あくまでも個人の見解ですがw

以上、その全裸ほんものか?作り物か?、ざっとした見分け方の説明でした

2000年からです!WOWOWでのアカデミー賞授賞式独占生中継が始まったのは。2007年からというのは誤情報です。がっつり証明してみました

今年2025年初め、3月のアカデミー賞授賞式を前にして

これまでアカデミー賞を長年独占生中継をしていたWOWOWが生中継は行わず翌日でのオンデマンドのみの配信に切り替えるという情報に、ネットの映画ファンはざわついてました。
アカデミー賞授賞式生中継といえば映画ファンにとって一年の中の最大の楽しみのひとつ
WOWOWが生でやらないなら授賞式はもう生では全く見られなくなるのか?それとも他局での生中継へと変わるのか?
そんな中、NHKが生中継するようだと報じたこのYahooの記事に
ほっとした一方、
記事の文章中にわたくしものすごくひっかかる部分があるのでした!

この部分↓
(Yahoo記事より引用↓)

”アカデミー賞授賞式は(このyahoo記事の引用文章は間違った情報ですこの文字色を変えたカッコ内の一文は検索用に挿入してます2007年からWOWOWが独占生中継しており、昨年まで18年連続。しかしここ数年、思ったほど視聴者数が増えないことで、WOWOWの人からは「このまま今後も中継を続けられるかどうか」という苦しい胸の内を耳にしたこともある。”

え!
WOWOWでの中継が2007年から?!
いやいやいやいや!
もっと前からやってたよ!


とりあえず何十年かはアカデミー賞の授賞式を見てきたわたしのマインドwが
WOWOWでの生中継が2007年からなんて絶対ありえん~~
もっと前!前!絶対前!
と言ってるw

しかしただ思っただけ、何の証明証拠もなければ寝言同然
何年から中継を開始したか?と聞かれれば
ズバリ答えられない
それをはっきりさせてから
”wowowの生中継は2007年からじゃない!”と断言したい。

何度もワードの角度を変え検索するも
WOWOWからの中継が何年からかという答えは見つからず
うーん
すっきりしない。すっきりしたい

記事を読んでからもやもやしたまま日は流れ
約10か月経った今、わたしくしちょうど、昔のVHSテープの整理をしているところで2007年以前のWOWOW中継のアカデミー賞授賞式テープいくつか持っていることを発見!
それで2007年より以前からWOWOWで中継があったということを主張したいと思います
いや、是非主張させて!


ではいざ。

下は2001年「グラディエイター」(2000)が作品賞をとった時のWOWOWでの生中継です
2007年より全然前、すでに2001年の時点でこのようにWOWOWからの中継になっているわけです
ほらほらやっぱり2007年以前から中継あったよね!

WOWOWのロゴが入ってる場面もキャプってみました
ジュリア・ロバーツが「エリン・ブロコビッチ」(2000)で主演女優賞とをった場面ですね

まあでもYahoo記事は2007年からWOWOWが独占生中継しておりという一文になっているのでWOWOW”独占“の中継でなくもしかしたら他の局からの同時中継もあったかも、という可能性はなきにしもあらずなので、

次は確実に2007年より前の”独占“生放送であったのがわかる画像を出します



2003年
第75回アカデミー賞です

独占生中継!第75回アカデミー賞授賞式
という字幕が中継開始前に出ております
これで2007年以前の2003年には確実にWOWOWが独占生中継をしていたことがわかりますね

独占生中継!第75回アカデミー賞授賞式
(2003年です)

 

司会は内藤剛志と小雪。デイブ・スペクター、稲田隆紀、今村知子らもゲストで出ておりました
ニコール・キッドマンが「めぐりあう時間たち」(2022)で主演女優賞をとった年
これで2007年以前よりWOWOWの独占生中継があったことは証明できたかと思います


 

では何年からWOWOWで中継が始まったのか?
それを調べる前に
この同Yahoo記事の”WOWOWからNHKに戻ってのスタジオトークはどうなるのか”の部分について家にあるVHSテープでわかるNHKの過去の生中継のことを少し

(yahoo記事↓)

”アカデミー賞授賞式は、2007年の以前はNHKでの放映だったので、古巣に戻ったことになる。WOWOWになってからは現地放送のCMの間、スタジオにゲストを集めてのトークも見どころになっていたが、NHKに戻ってそのあたりはどうなるのかも気になるところ。

(再び登場した2007年の以前はNHKでの放映だったのでという二度目の誤情報はとりあえず置いといてw)

かつてのNHK時代もスタジオにゲストを集めてのトークやってた年もあったよ
1997年 第69回
アナウンサー中川緑、おすぎ、蜷川幸雄、永千絵がスタジオゲスト
レッドカーペットではお馴染み別所哲也(この年で4回目)がスターにインタビューしてスタジオと繋ぐ”立体生中継”(←そう表現してた)してました

 

レイフ・ファインズにインタビューしてるとこ
この年は「イングリッシュペイシェント」(1996)が作品賞をとってます

 


一方1999年 第71回
スタジオゲストなしで野中ともよさんのレッドカーペット中継でした

 

にしてもケイト・ブランシェット。ケイト様若いな
この年は「恋におちたシェイクスピア」(1998)が作品賞

(この年のテープはグイネス・パルトロウの主演女優賞受賞発表の後、スピルバーグ監督プレゼンターのスタンリー・キューブリックへの追悼トリビュートモンタージュまでで切れてましたが後半の後半のそこまでゲストの登場は全くなかったので残りもないだろうと判断しスタジオゲスト無しとしています)


さてここまででわかったことは
1999年NHK、2001年WOWOW生中継ということ
ではいつからWOWOWの生中継に切り替わったのか?
間の2000年がNHKかWOWOWかの分岐点となることは確実
しかしわたし2000年のテープ持ってません(痛恨)。
たぶん引っ越しとか大掃除とかで処分してしまったのでしょう
なので別の方法で探ります

ここで加えておきたいのはYahooの記事でも2007年と誤情報になっているように
WOWOWでいつからアカデミー賞の独占生中継が始まったのかというのは検索しても見つけられないなかなかの難情報で(マジでマジで)、その中での検索です

WOWOWのサイトに情報は残ってないかと検索するもののなにせ25年前の話なのでサイトには残っていない
うーーんどうするか
そうだ、そんなときはインターネットアーカイブWayback Machine (ウエイバックマシン)

2000年そしてアカデミー賞のある3月の情報を捜しに行ってみます
お、出てきましたよ
しかし・・・

文字化けしてるやん~
どうすれば良いかと調べると
Chromeの拡張機能「テキストエンコード」が良さそう
なので導入

えいっ

↑よっしゃ!文字が判別できて2000年にWOWOWで独占生中継があったことがわかる!(画像をクリックするとウエイバックマシンの該当ぺージに飛びます)
文字は横スクロールになってるのでわかりやすいこちらでどうぞ↓

第72回アカデミー賞独占生中継!”
という文字がスクロールの中にありますね!

NHKが生中継している1999年のビデオはあるのでこれでしっかりとWOWOWでのアカデミー賞の独占生中継は2000年からということが証明できました
いえい👍
にしてもホームページが手作り風でなつかしさに胸が熱くなりますw
ちなみに2000年の進行役は岡田真澄と永井美奈子となっていました

 


しかしわたしとしてはもうひとつ保険として駄目押しを加えておきたい
はっきりと2000年からと書いてある公式の文章が欲しい
というわけで文字化けと戦いながらインターネットアーカイブを引き続き探っていきます
そして見つけた2004年のアーカイブの右端の”独占生中継第76回アカデミー賞授賞式”の文字をクリックしてリンク先に飛ぶと

えいっ

青のアンダーラインを引いたところ

2000年から授賞式を日本で独占生中継しているWOWOWのオンエアも今度で5年連続となり

というWOWOWオフィシャルで2000年からだと言っている文章を発見

むっちゃすっきりした~\(^_^)/


最後にyahoo記事の間違いを指摘するにあたり、わたくしもうひとつ念には念をの上に念には念を重ねました
WOWOWのカスターマーセンターの問い合わせ窓口のメールフォームより2000年から開始で正しいか質問しております

そして<WOWOWでのアカデミー賞授賞式の生中継は、2000年の第72回から開始した>という回答を得、この回答をいただいたという旨をブログに掲載しても良いという許可もWOWOWさんよりいただいたのでここにお知らせします

これぞオフィシャル中のオフィシャル回答でありましょう

というわけでここで満を持してw大声で言います

WOWOWでのアカデミー賞独占生中継は2007年からではない!

Yahooの記事間違ってる!

WOWOWでのアカデミー賞独占生中継は2000年から!

 


以上!
WOWOWでのアカデミー賞授賞式独占生中継が始まったのは2007年からでなく2000年からです! がっつり証明してみました

でした


 

 



追記


ちなみにここまでで得た情報で検索すると2000年からWOWOWでのアカデミー賞独占生中継が始まったというオリコンの正しく書かれた記事も見つかりました
コチラの記事より引用です↓

“アメリカ映画界で最高の栄誉とされる「第97回アカデミー賞」の各賞の候補が現地時間23日朝に発表された。同時に2000年から授賞式の模様を生中継していたWOWOWから「WOWOWオンデマンドで配信決定」が発表された

(中略)

かつてはNHK(BS)で生中継を行い、2000年「第72回アカデミー賞授賞式」(『アメリカン・ビューティー』が作品賞を獲った年)以降は、WOWOWで毎年生中継を続けてきた。日本の映画ファンがリアルタイムで世界最高峰の映画の祭典であるアカデミー賞を楽しめる機会を提供し続け、授賞式前のレッドカーペット取材や日本のスタジオで独自の解説を交えながら、ノミネートされた作品や俳優、監督を紹介し、映画界のトレンドを伝えてきた。”

オリコンさんちゃんとしてる
Yahooの記事の2月1日よりも前の1月24日の記事です


ではなんで2007年からということになったのかというのを推測しますと
これ2020年のWOWOWの記事

ジョン・カビラが授賞式の案内役を始めたのが2007年なんですよね。このへんが2007という数字に関係しているのではないかと踏んでいます

”――2007年からWOWOWのアカデミー賞授賞式の独占生中継の案内役を務められ、今回で14回目を迎えることに。どの制作スタッフよりも長く番組に携わっていると聞いています。

その可能性はありますね。なんということでしょう(笑)。でも、ありがたいことです。初めてオファーをいただいた時は、まさかというか「こんなに名誉ある賞なのに、ボクでいいんですか?」「本当ですか?」という思いでした。”

リンク先のWOWOWの記事より引用です↑


現在のところ(2025年11/7日に書いてます)
wowowでのアカデミー賞中継はいつから?
wowowでのアカデミー賞中継は何年から?
という質問へのAIの答えが正解のオリコンでなくこのYahoo記事をひっぱってきて2007年という回答になっているので

そして
アカデミー賞 wowow 中継 2000年から”と検索してもこの様子↓なので(11/11検索)

オリコンさんの記事のほうをAIが拾ってちゃんと2000年からと正しい情報に訂正されると良いなと思ってこのブログを熱く力を込めて書きました