THE PENGUINーザ・ペンギンー

「THE PENGUIN・ペンギンー」
最初この写真見た時「ソプラノズ」のトニーやん!と思ったんだけどドラマ見てもむっちゃ「ソプラノズ」やった
\(^_^)/

 

特に車に乗ろうとして銃を持った男に襲われて反撃するシーン
「ソプラノズ」に同じシーンあったよなと思わず見直しに行ってしまったこれですけど
窓から車に襲撃者の上半身を車にひきずり込んで殴打するってタイミングまで一緒やった
 あとは主人公のペンギン(オズ)が手下にするビクターとの関係の絵面が(下に並べてみた)トニーとクリスなんですよね

一番下の画像はペンギンとトニーが自分の母親の家に行くところなんだけどこれも良く似てる
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THE PENGUIN
・ペンギンー           THE SOPRANOS↓

 
 

だからと言ってドラマが面白くないというわけではなく
これがとっても面白いのでありました

DCコミックの「バットマン」のスピンオフとしての面白さもたぶんあるんだろうけど(わたしはDC詳しくないので)
普通のマフィアドラマとしてかなり脚本がちゃんとしていて面白い!
ペンギンとビクターが(たぶん)のし上がって行く過程の話なのですごくわくわくする

あと各話の終わり方が粋なんすよね(特に一話目が好きだった)
期待を持って見始めたわけではないけれど

今では配信日の月曜を楽しみにしています
現在6話までの配信なので残り2話どうなるのか楽しみ~

↓子分のビクター、どんどん引き返せない方向に進んでるんだけどそれでも幸せになって欲しいと思いながら見てる

 

ソプラノズのクリスと違って最初から社会の規範から外れたのマフィアの下っ端としているんじゃなく、
自分の命を守るため生活のためやむを得ず、ペンギンの指示に従わざるを得ない状況でかなりの葛藤がある

そこにペンギンが恫喝はするものの自分の身体の不自由さとか貧困の中で育ったとかビクターに自分を重ねてビクター(吃音がある)を理解して寄り添ってる言葉をかけてやるので

ビクターもペンギンが恐ろしいけど情のようなものが育ってきてるって感じでその二人の物語も良いんすよね

ペンギンも悪党なんだけど嫌いになれないw



11/15 追記

 最終話まで見ました
うそーん
ラストがわたし的に悲しすぎてしょんぼりしています・・・
いや作品としては素晴らしいんだけど
そしてあれでこそオズワルド・コブルポットっていう人なんだけど
そしてここまで感情移入してしまうよく出来た脚本なんだけど
そしてたぶんあれ以外のラストはないとわかってるけど

フェロートラベラーズ

フェロートラベラーズみました

 


マッカーシズム、同性愛者を排斥するラベンダースケア真っ只中の1950年代に出会い惹かれ合ったマット・ボマーとジョナサン・ベイリーの40年渡るふたりの物語なんですけど

なんつってもジョナサン・ベイリー演じるスキッピーがたまらなくかわいい👍
この公式のスキッピー動画↓をみるとスキッピーがどんだけかわいいかわかるw これまでジョナサン・ベイリーのこと考えたことなかったけど、これでファンになった

 

マット・ボマーとの相性も良くてこのふたりがエミーやゴールデングローブ、SAG等で主演&助演男優賞にノミネートされたのも納得の演技
全8話で二人の40年、8話目の最後の最後が駆け足すぎたかなと思ったけどそこまでは本当に丁寧に描かれてたと思う
ただ一つだけ言うとしたらスキッピーが仔犬で天使でそれがマット・ボマーの演じるキャラの複雑さを引き立ててる魅力的なキャラともいえるけどストーリー展開に都合の良いキャラになってる気もしてちょっとだけ惜しいかなとも思った。

でもどうだろうスキッピーがもっと屈折していたキャラだとしたら一層話しが複雑になってふたりの関係の描き方が難しくなってたかもしれないのでこれでよかったのかも?
ともいろいろ考えたラストなのでありました

 まあなにはともあれ、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーの演技が大変素晴らしかったことは間違いないのであります👍

 

↑そういえば、ジョナサン・ベイリーがなんとしてでもふたりの関係を秘密にしたい(しなければならない)マット・ボマーに食ってかかるところのセリフ「きのうなに食べた?」でケンジがシロさんに同じようなこと言ってたような気がしたと思って調べに行ったら

 

ちょっと微妙に違ってた(記憶よ・・)