ラン・オールナイト

runallnight

「ラン・オールナイト」観ました。
おっさんのかほりと死のかほり・・・
いやー超好みの映画でした。

まあCMの通り、自分の息子を守るためにマフィアのボスであるエド・ハリスの息子を殺してしまったリーアム・ニーソンがマフィア、警察、殺し屋に追われて一晩中NYの街を逃げ回るって話なんですが
出てるおっさんが全員完璧でくらくら。

 

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マフィアのボスのおっさん

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その長年の親友のおっさん

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息子を殺され激高のおっさん

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命を狙われるおっさん

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忠実な組頭のおっさん

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リーアム・ニーソンの兄弟おっさん

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長年リーアム・ニーソン追ってる刑事おっさん

 

それぞれが己の仁義を切り己の正義を遂行する
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おっさん!
RUN ALL NIGHT
おっさん!!
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おっさん!!!

 
(対峙する積年の恋人同士おっさんとおっさん)
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リーアム・ニーソンのエド・ハリスに長年抱いてきた気持ちがねえ、もうなんともたまりません。
そして夜明け。
夜さえ明ければ追手から逃げ切り自分の命は助かる。朝の光は希望の象徴なはずなのに、空が薄ら明るくなりふたりを照らした時のあの絶望感・・・。泣ける。ここでご飯三杯いける。

なんとなく香港映画のかおりがするところもよかったなあ。

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リーアム・ニーソンとヴィンセント・ドノフリオの関係もラストのシーンにつながって良いんだなーこれが。(二人ともこれまた長い関係)

というわけで
おっさん最高!
おっさん万歳!

ジュピター

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ジュピター見たよ。

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なんと今回は、OH!なんてこったい、ショーン・ビーンが死にません。安心して(がっかりして?)見てください。

わたし、なーーんも内容知らずに行ったんですよねー。

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そしたらチャニング・テイタムがこのメイクで登場してくるもんで
笑いのツボにハマってもうたいへんっすよ。
狼と人間のハイブリットらしいけどどう見ても、オ、オシャレニホンザル?
い、いやなんでもないです。ごほごほ。

で、ミラ・クニスがふだんは家政婦さんでお金持ちのおうちのトイレ掃除ばっかりしてうんざりしてるんだけど、本当は全宇宙を支配するどこぞの星の女王様で、そのどこぞの星の兄弟たちの利権争いに巻き込まれた彼女を一匹狼の男前が命を懸けて守るっつう、夢見る乙女が好物そうなお話でした。
まあ、その一匹ニホンザル、一匹狼があのチャニング・テイタムなんですが。

とにかくミラ・クニスがやたら、さらわれて、そのたびにチャニング・テイタムがすんでのところで助け出すつうのを繰り返すんですよ、(最低3回はさらわれたぞ)なので、なんか途中飽きてきてむちゃ眠くなったよ。チャニングのおもろいメイクで乗りきれたけど(ありがとうチャニング)。

そんなメイクなのにチャニング・テイタムがかっこいいのがおばちゃん不憫で・・・・。

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ペ・ドゥナちゃんとか、ものすごく思わせぶりに出てきたのになんか途中からすっかり出てこなくなったけどどこ行ったんやろう?謎~。

寿命を一万以上保てる文明の進んだ星って設定なのに、お役所のシステムがむちゃアナログつうのもつっこみどころのひとつか。

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(テリー・ギリアムだよ)

最初のほうでチャニング・テイタムの傷口にミラ・クニスが生理用ナプキン貼りつけて傷の手当てするつうギャグシーンがあるんだけど、ええっと、テープのほうは吸水しませんよ、と。

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ミラ・クニスに卵子売らせようとしてたボンクラいとこ↑は10年前くらいだったら、デヴィッド・アークエットがやってそうだなーと思いながらみてました。
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(デヴィッド・アークエット)

画面はむちゃ派手やけど、内容はちょっとヌケてるこの映画、どっかの新人監督が撮ったんかとおもったらエンドクレジットでウォシャウスキーと出てきたのが今回の一番の驚きかな~。