バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

birdman
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』観ましたよ。

マイケル・キートンにアカデミー賞の主演男優賞あげてーーー。(←これ一番の感想)

てまあ、そんな感想だけじゃなんなのでマイケル・キートンたちが演ってた「愛について語る時に我々の語ること」の原作のほうの登場人物の説明書いときます。

舞台はアルバカーキ メルの家
4人は友人同士
しかし4人ともアルバカーキの人間でなく外からやってきた人間
キッチンでジンを飲みながら話しているといつのまにか「愛」についての話になって・・
てな感じの背景。

talkabout3
ニック(マイケル・キートン) 法曹関係の仕事(についてると思われる) 38歳
妻ローラとは恋をしているだけでなく、人間的好意を持ち共同生活者としてもうまくやっていると思っている。
この物語の語り手

talkabout2
ローラ (アンドレア・ライズブロー)元弁護士秘書
35歳
ニックと結婚して一年半の新婚
ニックとは仕事関係で知り合った
結婚生活は順調

talkabout7
メル (エドワードノートン)心臓専門医 45歳
座の中心役になることが多い
背が高くひょろっとしている。テニスのせいでよく日焼けをしていて、しらふの時は仕草、身振りは正確で無駄がなく、注意深い
別れた妻になにもかもとられたうえに、今も生活費を払っているため、彼自身の生活がひっ迫している。

talkabout1
テリ(テレサ)(ナオミ・ワッツ) メルの二番目の妻
黒い瞳 茶色の髪 美人
メルとつきあって5年、結婚して4年。
その前はエドと暮らしていた
エドの暴力も何もかも愛の一種だったと思っている

talkabout5
エド(マイケル・キートン) テリの元恋人
「愛している」と言いながらテリを殴ったり引きずり回すDV男。
テリが家を出た時、殺鼠剤を飲む。
テリと一緒に住むメルを執拗に脅す。
ピストル自殺に失敗して頭が二倍に膨れ上がり三日は生きた。その死に際にテリは付き添う。

talkabout8

ちなみにベッドシーンはないですよ、と。

あ、本を訳した村上春樹センセイの「バードマン」の感想はコレ

愛について語るときに我々の語ること

whatwe

『バードマン』を見る前に読んどいたほうがいいってことで読んだ。レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』。

タイトルが何かを象徴とか暗喩とかしてる物語なんかなと思ったら、二組の男女がその中の一人の家で酒を飲みながら愛について話すっつうタイトル通りの話やったですよ。

これを芝居にするんやったら最低4つのイスがあるだけでいけるんでセット代が抑えられて良いよね。

しかし、

「乾杯の音頭を取らせてくれ。愛のために乾杯だ。真実の愛のために」とメルは言った。
僕らはグラスを合わせた。
「愛のために」

てなサブい話をしながらお酒を飲む人がこの世の中には本当に存在するんすかね?なんかこう読んでるあいだずっと尻こそばゆ~な感じだったですよ。っていうかこの四人と飲みに行きたくないわ~w

「バードマン」早く行こう。