フェロートラベラーズ

フェロートラベラーズみました

 


マッカーシズム、同性愛者を排斥するラベンダースケア真っ只中の1950年代に出会い惹かれ合ったマット・ボマーとジョナサン・ベイリーの40年渡るふたりの物語なんですけど

なんつってもジョナサン・ベイリー演じるスキッピーがたまらなくかわいい👍
この公式のスキッピー動画↓をみるとスキッピーがどんだけかわいいかわかるw これまでジョナサン・ベイリーのこと考えたことなかったけど、これでファンになった

 

マット・ボマーとの相性も良くてこのふたりがエミーやゴールデングローブ、SAG等で主演&助演男優賞にノミネートされたのも納得の演技
全8話で二人の40年、8話目の最後の最後が駆け足すぎたかなと思ったけどそこまでは本当に丁寧に描かれてたと思う
ただ一つだけ言うとしたらスキッピーが仔犬で天使でそれがマット・ボマーの演じるキャラの複雑さを引き立ててる魅力的なキャラともいえるけどストーリー展開に都合の良いキャラになってる気もしてちょっとだけ惜しいかなとも思った。

でもどうだろうスキッピーがもっと屈折していたキャラだとしたら一層話しが複雑になってふたりの関係の描き方が難しくなってたかもしれないのでこれでよかったのかも?
ともいろいろ考えたラストなのでありました

 まあなにはともあれ、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーの演技が大変素晴らしかったことは間違いないのであります👍

 

↑そういえば、ジョナサン・ベイリーがなんとしてでもふたりの関係を秘密にしたい(しなければならない)マット・ボマーに食ってかかるところのセリフ「きのうなに食べた?」でケンジがシロさんに同じようなこと言ってたような気がしたと思って調べに行ったら

 

ちょっと微妙に違ってた(記憶よ・・)

 

 

地面師たち

「地面師たち」見たよ~

 


豊川悦司、というかハリソン山中「エクスタシー」言いすぎ問題w

わたしなら切れ者である種の強い美学を持っているであろう設定のボスに真顔でエクスタシーとかいうこってりな(ダサダサな)ワードを対面で言われたらうつむいて笑いをこらえるのに必死になってしまいそう(ごめんw)

 

 

ストーリーは最後まで一気見するくらい面白かったです
HBO,SHOWTIME,NETFLIX,Huluなどの海外ドラマとはまたちょっとちがう日本の青年漫画誌的な面白さだと感じました。
人物造形とセリフがさっきの”エクスタシー”じゃないけど漫画の登場人物っぽいんすよね。
(特に女性のキャラ設定やベッドシーンが青年漫画誌のそれ)
女性キャラの造形は監督が「エルピス」で組んだ渡辺あやさんに頼めばよかったのにと思った
やっぱ同性から見るとどうしても男性作者の考えたリアルじゃない女性になってると思う

別に海外ドラマに寄せる必要は全然ないと思うけど嘔吐のシーンがやたら多いとか激しい暴力描写とかやっぱり海外ドラマをすごく意識して近づけようとしてるのは感じるのでそうしようというのならやっぱもうちょっと人物設定やセリフにリアルあったほうがよかったかな

でも青年漫画誌的であったからあのテンポの良さがあったのかもしれないとも思った

全員芝居よかったけど個人的にはリリー・フランキーとマキタ・スポーツの芝居が好きだったな

 

(って真面目か!と自分つっこみしたくなる感想ですんませんw
ほらでも海外ドラマのあの感じを目指してるのがむちゃ伝わるので、そうするには惜しいよなーもうちょっとああしたりこうしたりすれば近づくのに、と思いまして真面目感想になりましたw)