愛について語るときに我々の語ること

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『バードマン』を見る前に読んどいたほうがいいってことで読んだ。レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』。

タイトルが何かを象徴とか暗喩とかしてる物語なんかなと思ったら、二組の男女がその中の一人の家で酒を飲みながら愛について話すっつうタイトル通りの話やったですよ。

これを芝居にするんやったら最低4つのイスがあるだけでいけるんでセット代が抑えられて良いよね。

しかし、

「乾杯の音頭を取らせてくれ。愛のために乾杯だ。真実の愛のために」とメルは言った。
僕らはグラスを合わせた。
「愛のために」

てなサブい話をしながらお酒を飲む人がこの世の中には本当に存在するんすかね?なんかこう読んでるあいだずっと尻こそばゆ~な感じだったですよ。っていうかこの四人と飲みに行きたくないわ~w

「バードマン」早く行こう。

ハウス・オブ・カード season1後半

さて、「ハウス・オブ・カード」のシーズン1観終わりました。
前半、なんかわたしロビン・ライトがキレイだの、ケビン・スペイシーの命令口調がぞくぞくするなぞ、ヌクいこと言うてましたが、後半、もう、徹底的に容赦ないケビン・スペイシーに胃がキリキリと痛かったですよ。

下院議員のピーター・ルッソ、

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ああ、ルッソー、その女はアカンやつやーー

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鼻の下伸ばすな、ばかものーー!!
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乾杯なんかしてあほかーー、
あんた断酒中やんか!

もう気が休まる暇がないですよ。

でも胃がキリキリしながらも、ケビン・スペイシーがこっち向いて悪い顔で話しかけてくれるのもなんかすごく楽しみにしてしまうという、この不思議。
いやあ、面白かった。速攻シーズン2も見ます。

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しかしこのドラマ見てるとものすごくスペアリブ、食べたくなりますな。