ベイマックス

hero6
『ベイマックス』観たよ。
サンフランシスコと東京をあわせた感じのサンフランソウキョウっていう架空の街(ちょっと神戸っぽい)が舞台になってるんだけど、そこに登場する看板とかいろいろな日本語が今までの外国映画の中ではびっくりするくらい完璧。
居酒屋の名前が『滝の音』なんて良いではないですか。

で、映画ですが、わたしの中の小学生男子ははらはらドキドキ、身を乗り出して大興奮。
一方、もうひとりのほうの老眼進みつつあるおばさんは、
CGもむちゃくちゃ美しくて戦いのシーンもすんばらしいんだけどマーベル原作にしてはちょーっと悪役のキャラに魅力少ないんじゃないかい?
登場人物ほんとの悪い奴いないよね~?
ストーリーも少々正直すぎるかな、とほんのり突っ込み。

いや本当ちゃんと作られてる良い映画なんですよ、でも大人が見るにはちょっとまっすぐすぎたかなというのが正直なところ。

あ、でもエンドロール後のシーンは今まで見たマーベルの中ではこの映画のが一番好きでした。

ベイマックス見てたらロボコン思い出すのはわたしだけかしらん。
robocon
(↑これこれこのベイマックス)

あ、そうだフレッドの着てた恐竜の着ぐるみは『ヒックとドラゴン』のドラゴンがモデルなんだって。

hwro6
hero6-1
↑このスーツね

hick
ヒックとドラゴンはいろんなタイプのドラゴン出てきたけどこれかな

逢沢りく

riku

江口寿史センセイが傑作だと褒めてたので、ほしよりこ『逢沢りく』読んでみた。
上下二巻になってます。

上巻。
逢沢りくちゃん中二病乙!
うーーん傑作とはちょーーっと厳しいような・・?、こういうお話ってけっこうたくさんあると思うんだけどなあと読んでたんですけど。

下巻。ヤラレマシタ。
誰も声を荒げることなく静かに話は進んでるのにラストに近づけば近づくにつれもう激情押し寄せまくってきて抗えません。
で、ラスト。
もうねえ、はい。確かに傑作でした。ブンガクでございます。
どうしてくれるんですか、この心に大きく立ってひかない波は。

中二病乙とか思ってた底の浅いわたしが真の中二病だったですよ。

そして再び上巻読み返してみると、ただ読み流していたあれやこれやが下巻のすべての伏線に。
出てくる小道具が仕事しまくり。(チィボ・・・)

素晴らしい漫画でございました。